朝が冷える
今日このごろ。
10月22日
大好きな祖母が永眠しました。
98歳 大往生。
前日に顔を見に行きましたら
目を開けてわたしたちを見て
涙を流していました。
その後朝方に
眠るように。
通夜も
葬儀も
たくさんの弔問客。
そして久しぶりに会った親戚。
しめやかな空気になると
笑っちゃうような事が起きたりして
結局
いつもの賑やかな（うるさい）実家らしい葬儀。
たくさんの人のあたたかさを感じながら
穏やかな気持ちで執り行うことができました。
初七日法要のお寺では
広い格子窓から紅葉した樹木が
風にあおられ揺れていて。
夕刻で空も橙色に染まり
蝋燭の灯りと お経の深い声が
なんだかものすごく 心に響いて
ぐっと 沁みました。
本当に 数日で
小さく軽くなってしまった祖母。
終わって一息つくと
ふと哀しみが蘇ったりして
「さみしいなぁ」
と。
きっと
眩しいくらいによく晴れた秋の日
黄金色の落葉樹をみるたびに
この日を思い出すだろうな。
明日からは
通常通りお仕事に取りかかろうと思います。
