ひとの思いを大切にする
という事について
近ごろよく考える。
誰かが自分の思いをわたしに話してくれたとき、
以前のわたしはとりあえず同調することが多かった。
わたしには八方美人癖があった。
わたしが同じように感じていないのに
変に同調すると
それは 不協和音になる。
だけどそれはわたしの中で起きるだけで
表面化されないので
後味が残っていて薄気味悪い。
そのうち 相手との間に温度差が生まれて
話が嚙み合わなくなる。
冷静に考えてみたら自分のせいでしかない。
自分の感じている事は
自分のウチガワではっきりさせておく必要がある。
結果それが
ひとの思いを大切にするという事に繋がるのだろうと思う。
簡単なことなのに
ずっと自分の意見を表現する事が
難しく見えていて
もしかしたらそれって
ものづくりの仕事にも関係しているのではないかなと
様々な出来事を通して思うようになった。
人間と人間は むつかしい。
表現しても
しなくても
伝わりにくいかと思えば
伝わり過ぎてしまうようなことも。
だけどそのやり取りこそが
地球の醍醐味なのかも知れないなぁ。