自分のなかに
「冷めた」部分が常にある。
織りなす人間模様に対して熱く感動出来る感覚も 持ってるけれども
同時に深い部分で
「で?」
と思っている。
例えば友人の出産とか。
今やってる世界陸上とか。
自分のすべてをぶつける事はドラマに繋がり
感動を与えてくれるものだと表面では思いつつも
「ただそれだけの事」
という感覚は幼いころからあった。
要はこの世界がオモチャに見えて仕方ないのです。
「ここ」に存在する意味はあるのか?と。
本当に真髄が震えるような圧倒的な感覚は他にある。
もっと他にあるはずなのだと。
そうは言っても
わたしはものづくりをしていて。
人間としては非常に愉しんでいると思う。
庭も、
商品を製作することも、
同じように
ものすごく馬鹿馬鹿しく見えて仕方ない時期がある。
そんな時は考えずに
その感覚が解けてゆくのを眺めている。
「ああ 可愛い♡」
「素敵♡」
という感覚にスッと入った時に
庭やものづくりを進めるようにしているような気がしている。
どちらも わたし。
間違いも正しいも ない。
ただ 両極端な感覚を持ったわたしが居る、という事だけ。
それにしても
世界陸上はすごい。
走り幅跳びは8m跳ぶ人がいた。
家の中でどのくらいか測ってみたら
家の外の庭までの距離だった。
人間の身体って…。